映画に感謝を捧ぐ! 「ドアをノックするのは誰?」

 映画感謝人GHMです。

 今回はマーティン・スコセッシ監督の「ドアをノックするのは誰?」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 NYの一角に住む男女の不器用な愛を描いた本作は

 他の恋愛劇とは異なるムードを持った作品であります。

 「雑談力」あふれる会話シーン(重要なポイントで無口になる点も印象的です。)

 軽快にして技巧的な映像表現

 (ホームドラマとサスペンスを融合させたかのような雰囲気を感じました。)

 時代の空気を感じさせる音楽が一体となって生まれた「NYの日常劇」は

 私に「NY旅行感覚」あふれる時間を与えてくれました。

 まさに「恋愛劇とは縁遠い」監督ならではの味わいを持った

 作品であると言えるでしょう。

 愛と罪に彩られた世界をテクニカルに描いた本作と

 生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。