映画に感謝を捧ぐ! 「ブロードウェイと銃弾」

 映画感謝人GHMです

 今回はウディ・アレン監督の「ブロードウェイと銃弾」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 ブロードウェイに生きる舞台演出家の

 情熱と苦悩の日々を描いた本作は

 「舞台裏をのぞく楽しみ」に満ちた痛快作であります。

 対照的な境遇にある二人の男が

 力を合わせて舞台を作り上げていく姿を

 古風な味わいと現代的ユーモアを交えながら描くことによって写し出される

 「美しくも哀しい舞台裏」は

 私に「芸術家の荒ぶる魂」と「物語への愛」に満ちた時を

 与えてくれました。

 まさに「舞台裏映画」の雄と呼ぶにふさわしい作品であると

 言えるでしょう。

 「アーティスト」という名の虚像に囚われた男と

 命を賭けて「秘めたるアーティスト」を貫いた男の生き様に

 心打たれる本作と

 生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。