映画感謝人GHMです。
今回はパーシー・アドロン監督の「バグダッド・カフェ」に
感謝を捧げようと思います。
砂漠のドライブ・イン「バグダッド・カフェ」に
集う人々の姿を描いた本作は
静かなる美しさを持った「日常型ファンタジー」であります。
多彩な色を持った映像と
状況説明的セリフ・表現を最小限度にとどめることによって
作品世界の持ち味を高めるストーリーが一体となって
「幻想的な日常」を描く姿は
私に「現実と非現実の間に立つ世界」を見せてくれました。
まさに「西洋流人情劇」の雄であると言えるでしょう。
自然と人心の美しさに満ちあふれた本作と
生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。