映画に感謝を捧ぐ! 「悪魔のシスター」

 映画感謝人GHMです。

 今回はブライアン・デ・パルマ監督の「悪魔のシスター」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 スタテン島で起きた奇妙な殺人事件を描いた本作は

 「模倣芸」の原点と呼ぶにふさわしい作品であります。

 本作においてB・デ・パルマ監督が行った

 「様々な映画のスタイルを模倣しつつ、融合させることで

 独自のスタイルを作り上げていく。」という試みは

 私に「観察」の大切さと「スタイルの融合」が持つ可能性を

 

 示してくれました。

 まさに「文化継承の一形態」と呼ぶにふさわしい作品であると言えるでしょう。

 パロディ的感覚と怪奇描写への愛に満ちた本作と

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。