映画に感謝を捧ぐ! 「レマゲン鉄橋」
映画感謝人GHMです。
感謝を捧げようと思います。
1945年3月のライン川周辺において展開された
連合軍とドイツ軍との戦いを描いた本作は
勇壮さと哀愁に満ちた戦争映画であります。
戦いに疲れた連合軍と敗北を悟り始めたドイツ軍が
最後の力を振り絞って闘う姿を
重厚感あふれる映像で描くことによって生まれた
「激しくも惨めな戦いの物語」は
私に戦争のスリルと空しさを再認識する機会を
与えてくれました。
(現場と司令部との「考え方の違い」がもたらす悲劇と軋轢を
描いている点も見逃せません。)
まさに「戦争末期の空気」を見事に映像化した作品であると
言えるでしょう。
アメリカ映画でありながら「連合軍礼賛」のみに走らず
戦争末期を生きる兵士たちの思いを現実感あふれる表現で描いた本作と
生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。