映画に感謝を捧ぐ! 「大空港(1970年版)」
映画感謝人GHMです。
感謝を捧げようと思います。
アーサー・ヘイリーの同名小説をもとにして作られた本作は
「パニック・ムービー」の道しるべとなった作品であります。
「多彩な経歴・個性を持った人々がパニックに遭遇する」姿を
米ドラマ「24」に勝るとも劣らぬ「画面分割技」を駆使して描くことによって
生まれるドラマ性と緊張感は
私をパニック・ムービーの原点へと誘ってくれました。
(H・ヘイズ扮する「ただ乗り客」のトラブルメーカーぶりが
パニック発生前の状況説明にユーモラスな味わいを与えている点も
見逃せません。)
まさに「悪役なき空中アクション映画」の雄であると言えるでしょう。
飛行機内パニックの恐怖とユーモアとが程よく混ざり合った本作と
生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。