映画に感謝を捧ぐ! 「大空港(1970年版)」

 映画感謝人GHMです。

 今回はジョージ・シートン監督の「大空港(1970年版)」に

 感謝を捧げようと思います。

 アーサー・ヘイリーの同名小説をもとにして作られた本作は

 「パニック・ムービー」の道しるべとなった作品であります。

 「多彩な経歴・個性を持った人々がパニックに遭遇する」姿を

 米ドラマ「24」に勝るとも劣らぬ「画面分割技」を駆使して描くことによって

 生まれるドラマ性と緊張感は

 私をパニック・ムービーの原点へと誘ってくれました。

 (H・ヘイズ扮する「ただ乗り客」のトラブルメーカーぶりが

 パニック発生前の状況説明にユーモラスな味わいを与えている点も

 

 見逃せません。)

 まさに「悪役なき空中アクション映画」の雄であると言えるでしょう。

 飛行機内パニックの恐怖とユーモアとが程よく混ざり合った本作と

 生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。