映画に感謝を捧ぐ! 「私は(うつ依存症)の女」

 映画感謝人GHMです。

 今回はエーリク・ショルビャルグ監督の「私は(うつ依存症)の女」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 エリザベス・ワーツェルの自伝小説をもとにして作られた本作は

 哀しくもエネルギッシュな「ヒロイン映画」であります。

 映画史上まれに見る「悲観的なヒロイン」の半生を

 バランスのとれた批判精神と愛情によって描く姿は

 私に「ポジティブな感動」を与えてくれました。

 (「社会風刺劇」としての魅力を兼ね備えている点も見逃せません。)

 まさに「精神修業映画」の雄と呼ぶにふさわしい作品であると

 言えるでしょう。

 「魂の揺らぎと再生」を

 激しくも美しい映像・言葉によって表現した本作と

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。