映画に感謝を捧ぐ! 「フットルース」

 映画感謝人GHMです。

 今回はハーバード・ロス監督の「フットルース」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 

 都会からやってきた転校生が

 保守的な町を変えていく姿を描いた本作は

 音楽映画と青春映画の持ち味を生かした作品であります。

 複雑な問題を扱う作品であるにもかかわらず

 軽快な音楽とアクション映画的な「ダンス描写」を駆使することによって

 説教臭を薄め、娯楽作として味わうことの出来る作品にしようという

 大胆にして巧妙なる試みは

 私に痛快なる音楽と青春劇の醍醐味を味わう楽しみを

 与えてくれました。

 (大人たちを単なる敵役とせず、主人公とは異なる「正義感」を

 持った存在として描いている点も素晴らしいです。)

 まさに「荒々しくも優しい」青春映画であると

 言えるでしょう。

 H・ロス監督ならではの「舞台的作風」と

 80年代ならではの名曲・ダンスを堪能できる本作と

 生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。