映画に感謝を捧ぐ! 「赤ちゃん教育」

 映画感謝人GHMです。

 今回はハワード・ホークス監督の「赤ちゃん教育」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 奔放な女性に振り回される動物学者の姿を描いた本作は

 アクション映画的パワーを持った痛快喜劇であります。

 「会話と動きのアクション」を最大限に活用して

 論理性やリアリズムを吹き飛ばすほどの「喜劇エネルギー」を

 発生させる出演者と

 活劇的な軽快さで進行していく映像・音楽が一体となる姿は

 私を「問答無用の笑い」へと誘ってくれました。

 (豪快過ぎるハッピー・エンドであるにもかかわらず

 「説得力」を感じさせる作りとなっている点も見逃せません。)

 まさに「アメリカ流漫才」と「加速型コント」の醍醐味を

 堪能できる作品であると言えるでしょう。

 名優K・ヘップバーン&C・グラントの掛け合い芸と

 彼らを取り巻く人間・動物たちの熱演ぶりが心地良い本作と

 生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。