映画に感謝を捧ぐ！ 「フォー・ブラザーズ/狼たちの誓い」

　映画感謝人ＧＨＭです。

　今回はジョン・シングルトン監督の「フォー・ブラザーズ/狼たちの誓い」に

　感謝を捧げようと思います。

　育ての親の敵を討とうとする

　男たちの姿を描いた本作は

　激しくものどかな敵討ち映画であります。

　バイオレンス・アクションの壮絶さと

　ホームドラマを思わせるような人間模様が

　一体となって「ご町内の抗争劇」を奏でる姿は

　私に敵討ちの痛快さと人情劇の和やかさを

　同時体験する時間を与えてくれました。

　（「最終決戦」に過剰なまでのひねりを利かせている点も

　印象的であります。）

　まさに「凶暴な家族愛」を示した作品であると言えるでしょう。

　家族愛から始まった戦いが

　町を揺るがす死闘へとふくらんでいく姿が心地良い本作と

　生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を！！！。