映画に感謝を捧ぐ! 「潜水服は蝶の夢を見る」

 映画感謝人GHMです。

 今回はジュリアン・シュナーベル監督の「潜水服は蝶の夢を見る」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 ジャン・ドミニク・ボビーの自伝をもとにして作られた本作は

 安易な「同情狙い」に背を向けた

 誇り高い実話系映画であります。

 きめ細かな映像表現によって

 植物状態となった主人公の「目線」を忠実に再現するという

 

 大胆な試みと

 イマジネーションと絆が一体となることによって生まれる

 「強さ」を示した物語が一堂に会する姿は

 私に驚きと尊敬の入り交じった感情を

 もたらしてくれました。

 

 (作品の魂を忠実に表現した題名も素晴らしいです。)

 まさに「ポジティブ精神と愛に満ちた実話系映画」であると

 言えるでしょう。

 「不可能な事」ではなく「可能な事」に目を向けることの大切さと

 良き仲間を得ることの素晴らしさを説いた本作と

 生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。