映画に感謝を捧ぐ! 「ザ・セル」

 映画感謝人GHMです。

 今回はターセム・シン監督の「ザ・セル」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 誘拐殺人犯の精神内に入り込んだ女性の

 運命を描いた本作は

 明確な目標に全勢力を注ぎ込む姿が

 印象的な作品であります。

 映画を形成する全要素を

 「特殊効果を駆使して作られた映像を引き立てる」という目的のために

 惜しげもなく注ぎ込む姿は

 私に「一貫性を持って作られた作品」ならではの魅力と

 映画作りの方向を定めることの重要性を

 再認識する時間を与えてくれました。

 まさに「美術館型映画」の雄と呼ぶにふさわしい

 作品であると言えるでしょう。

 精神世界ならではの自由度と

 世界各国の文化に対する知識を生かして作られた

 映像の数々を堪能させてくれた本作と

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。