映画に感謝を捧ぐ! 「雨に唄えば」
映画感謝人GHMです。
今回はジーン・ケリー&スタンリー・ドーネン監督の「雨に唄えば」に
感謝を捧げようと思います。
1920年代後半のハリウッド映画界に
生きる人々の姿を描いた本作は
陰と陽を兼ね備えたミュージカル映画であります。
身体能力・歌唱力・音楽センスが
一体となることによって誕生したミュージカル・シーンの明るさと
舞台裏映画ならではの「苦味」を持ったストーリーが
程よいバランスで解け合っていく姿は
私に「歴史の転換期」をのぞき見る醍醐味と
華麗なるダンス・名曲を味わう楽しみを
同時体験する機会を与えてくれました。
まさに「ファンタジー風味の歴史絵巻」であると言えるでしょう。
過渡期の混乱・サクセス・ストーリーの醍醐味・音楽・ダンスの魅力を
一本の映画に集約させることに成功した本作と
生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。