映画に感謝を捧ぐ! 「スコルピオ」

 映画感謝人GHMです。

 今回はマイケル・ウィナー監督の「スコルピオ」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 CIA諜報員とCIAに雇われた殺し屋との

 対決を描いた本作は

 奇妙な絆に彩られたスパイ・サスペンスであります。

 同じ組織の人間同士が対立し

 対立組織の人間同士が力を合わせる姿を

 軽快なる映像・音楽表現で描く姿は

 

 私に「嘘に支配された世界」のスリルと空しさを

 示してくれました。

 (闇に生きる人間の非情さと弱さを象徴する終幕も印象的です。)

 まさに国際社会の裏側をクールに描いた作品であると

 

 言えるでしょう。

 スパイ映画風味の「逆転世界」を見せてくれた本作と

 生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。