映画に感謝を捧ぐ! 「ザ・ウォッチャー」
映画感謝人GHMです。
今回はジョー・シャーバニック監督の「ザ・ウォッチャー」に
感謝を捧げようと思います。
元FBI捜査官と連続殺人犯との
奇妙な対決を描いた本作は
凄まじいほどの不安定感を持つ作品であります。
不安定な精神を抱えた正義と悪
闇と細切れ映像によって作られた「不安定な映像」
様々な要素を融合させた物語が一体となって
「混沌に彩られた世界」を作り上げていく姿は
私を「都会ならではの不安感と恐怖」を堪能させてくれる機会を
与えてくれました。
(J・スペンダー&K・リーブスの「神経質なキャラクター性」が
作品のムードを高めている点も見逃せません。)
まさに「現代的妖気」を放つ作品であると
言えるでしょう。
愛憎渦巻く善と悪の対決を
闇とスピード感を駆使して描いた本作と
生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。