映画に感謝を捧ぐ! 「デッド・カーム 戦慄の航海」

 映画感謝人GHMです。

 今回はフィリップ・ノイス監督の「デッド・カーム戦慄の航海」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 チャールズ・ウィリアムズの同名小説をもとにして作られた本作は

 厳しい状況下での奮闘ぶりに心うたれる作品であります。

 「海上のボート」という限定された舞台

 主要登場人物3人という限定された設定の中で

 音楽・小道具の限りを尽くしてサスペンスを盛り上げようとする

 スタッフ・出演者の姿は

 私に「状況限定映画」の醍醐味とチームワークがもたらす感動を

 与えてくれました。

 (海という場所を生かした「エロティック・シーン」の数々が

 軽妙なる味わいを高めている点も見逃せません。)

 まさに「知力・体力を駆使して展開されるサスペンス」と呼ぶにふさわしい

 作品であると言えるでしょう。

 「ダイ・ハード」を逆手に取ったかのような物語と

 「海」という世界を有効活用した演出が

 軽量映画ならではの面白さを与えてくれる本作と

 生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。