映画に感謝を捧ぐ! 「死亡の塔」

 映画感謝人GHMです。

 今回はウー・スー・ユエン監督の「死亡の塔」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 武術家を狙う黒い陰謀に立ち向かう

 男たちの姿を描いた本作は

 商業感覚と娯楽感覚が程よく融合した異色作であります。

 活劇俳優B・リーの関連映像を有効活用することを可能にした「商業的編集技」

 007シリーズを模したような敵基地とTVゲーム的な効果音によって生み出された

 「珍妙なるユーモア」

 香港活劇映画ならではの「肉体系アクション」の数々が

 一本の映画に集結する姿は

 私に「パロディ劇」と「活劇」の魅力を同時体験する機会を

 与えてくれました。

 まさに「東洋流アクション喜劇」の一角を担う

 作品であると言えるでしょう。

 60~70年代の風俗と肉弾戦の醍醐味を

 堪能させてくれる本作と

 生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。