映画に感謝を捧ぐ! 「復讐のガンマン」
映画感謝人GHMです。
今回はセルジオ・ソリーマ監督の「復讐のガンマン」に
感謝を捧げようと思います。
レイプ殺人犯を追うガンマンの闘いを描いた本作は
貪欲なる娯楽精神が心地良い作品であります。
西部劇と格闘技映画の持ち味を融合させたアクションに
程よいユーモア&お色気を加えることによって
イタリア風「鬼ごっこ西部劇」を完成させていく姿は
私に「イタリア映画精神」と「1960年代後半の空気」を
同時体験する機会を与えてくれました。
(「決闘」に対する過剰なまでのこだわりが
痛快要素を高めている点も見逃せません。)
まさに「素朴な快感と柔軟さを兼ね備えた西部劇」であると
言えるでしょう。
正統派アメリカ西部劇とは一味違う「濃厚なる味わい」を
見せてくれた本作と
生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。