映画に感謝を捧ぐ! 「燃えつきた納屋」
映画感謝人GHMです。
今回はジャン・シャポー監督の「燃えつきた納屋」に
感謝を捧げようと思います。
雪道で起きた殺人事件に翻弄される
人々の姿を描いた本作は
人間模様に重きを置いた犯罪サスペンスであります。
謎解き・犯罪捜査のスリルに背を向けて
殺人事件によって生じる「人間関係の変化」に重きを置くことによって生まれる
「静かなる迫力と哀愁」は
私に「犯罪」という行為の重みと影響力について
再認識する機会を与えてくれました。
まさに「ホームドラマ風味のサスペンス映画」であると
いえるでしょう。
殺人事件によって明かされていく「家族の本音」を
生活感あふれる演技と素朴な演出で写し出した本作と
生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。