映画に感謝を捧ぐ! 「ニューヨーク1997」

 映画感謝人GHMです。

 今回はジョン・カーペンター監督の「ニューヨーク1997」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 犯罪集団に捕らえられた大統領を救出するため

 刑務所と化したマンハッタンに潜入した主人公「スネーク・プリスキン」の

 活躍を描いた本作は

 ユーモアとシリアスが程よく混ざり合った作品であります。

 漫画的な衣装・小道具の数々

 TVゲーム風味の舞台・ストーリー

 西部劇風味の登場人物たちが力を合わせて

 「クールにして古風なSF活劇」を生み出していく姿は

 私に「娯楽の伝統とテクノロジーが一体となる」心地よさを

 見せてくれました。

 (軽快さの中に「社会風刺」を宿している点も見逃せません。)

 まさに「コミック的な楽しさ」を追求した作品であると

 言えるでしょう。

 安易なロマンス・情緒に流されることなく

 単純明快な楽しさを提供し続けた本作と

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。