映画に感謝を捧ぐ! 「ブレードランナー」

 映画感謝人GHMです。

 今回はリドリー・スコット監督の「ブレードランナー」に

 

 感謝を捧げようと思います。

 

 フィリップ・K・ディックの小説「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」を

 もとにして作られた本作は

 「考えながら観賞する」余地を与えてくれた

 作品であります。

 金属的な美しさと冷たさを持った風景と

 様々な解釈を可能とする物語が一体となって作り出された

 「純文学的な近未来」は

 私に「想像すること」の楽しみと「人間の定義」について

 考える時間を与えてくれました。

 (「奇妙な東洋描写」によって脳休みの時間を

 与えてくれる点も見逃せません。)

 まさに「脳力を刺激する」SF映画であると言えるでしょう。

 R・スコット監督十八番の「牢獄化した世界」・「魅力ある敵」と

 近未来SF特有の「テクノロジーへの魅惑と恐怖」が

 一体となった本作と

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。