映画に感謝を捧ぐ! 「C・C・ライダー」

 映画感謝人GHMです。

 今回はセイモア・ロビー監督の「C・C・ライダー」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 モトクロスとの出会いをきっかけに

 人生を変えることを決意した男の姿を描いた本作は

 反抗精神と王道精神が一体となった作品であります。

 反抗期から王道へと向かう物語と

 音楽ビデオ的な映像表現が一体となって

 「新たなる生へと向かう若者」を描く姿は

 私に「伝統芸」と「反権威精神」の間で揺れ動く作家心理に

 触れる機会を与えてくれました。

 まさに「1970年代初期」らしい青春映画であると

 言えるでしょう。

 不良に対する憧れと伝統的ハッピー・エンドに対する愛情が

 交錯する本作と

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。