映画に感謝を捧ぐ! 「夢のチョコレート工場」

 映画感謝人GHMです。

 今回はメル・スチュワート監督の「夢のチョコレート工場」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 ロアルド・ダールの童話「チョコレート工場の秘密」を

 もとにして作られた本作は

 社会派風味のファンタジー・コメディであります。

 心温まるファンタジー映画の衣をまといながら

 1980年代~2000年代の社会問題を先取りした

 「風刺の刃」を放つ姿は

 私に喜劇精神と風刺精神が一体となって生まれる

 化学反応の醍醐味を見せてくれました。

 まさに「柔よく剛を制す」精神力と

 先見の明を兼ね備えた作品であると言えるでしょう。

 1950~60年代の大らかさと

 1970年代の社会批判精神が

 程よく調和した本作と

 生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。