映画に感謝を捧ぐ! 「桑港(サンフランシスコ)」

 映画感謝人GHMです。

 今回はW・S・ヴァン・ダイク監督の「桑港(サンフランシスコ)」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 1906年に発生した「サンフランシスコ地震」を

 もとにして作られた本作は

 複数の世界を渡り歩く姿に圧倒される作品であります。

 ハーレム風味あふれるラブ・ストーリー

 

 壮絶なるパニック・ムービー・心温まる「教訓劇」を

 一本の映画にまとめようという大胆極まる試みは

 私に「人間の築いた富・権力の空しさ」・「自然の力」

 

 「愛と希望を信じることの美しさ」を示してくれました。

 まさに人の世の「栄枯盛衰」を説く作品であると言えるでしょう。

 ラブ・ストーリーの王道を歩みながら

 パニック・ムービーの方程式を確立させた本作と

 生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。