映画に感謝を捧ぐ! 「ビハインド・ザ・レッド・ドア」

 映画感謝人GHMです。

 今回はマティア・カレル監督の「ビハインド・ザ・レッド・ドア」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 10年ぶりに再会した兄姉の運命を描いた本作は

 皮肉に彩られた「家族劇」であります。

 断ち切られていた家族の縁が

 病魔と忌まわしき過去によって再生していく姿を

 白黒映像による「フラッシュバック」を駆使しながら描く姿は

 私に「マイナスがプラスに転じていく」化学反応の醍醐味を

 示してくれました。

 まさに愛と憎しみによって甦っていく

 家族の絆を描いた作品であると言えるでしょう。

 難病映画・家族劇・記憶回復系サスペンスの醍醐味を

 一本の映画に集結させることに挑んだ本作と

 生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。