映画に感謝を捧ぐ! 「キートンの恋愛三代記」
映画感謝人GHMです。
今回はバスター・キートン&エディ・クライン監督の
「キートンの恋愛三代記」に感謝を捧げようと思います。
ユーモラスに描いた本作は
時代のイメージを巧みに生かした作品であります。
3つの時代について人々が抱く「イメージ」と
B・キートン主演作ならではの「喜劇的アクション」が
一体となって「壮大にしてコミカルな恋愛論」を展開していく姿は
私に「変わりゆく歴史風俗」と「変わる事なき人間の思い」を
示してくれました。
(後年の映画に影響を与えたシーンが複数存在することも
見逃せません。)
まさに、サイレント喜劇流「世界史入門」と呼ぶにふさわしい
作品であると言えるでしょう。
SF的小道具・理論を一切使うことなく
時間旅行を満喫させてくれた本作と
生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。