映画に感謝を捧ぐ! 「キートンの恋愛三代記」

 映画感謝人GHMです。

 今回はバスター・キートン&エディ・クライン監督の

 「キートンの恋愛三代記」に感謝を捧げようと思います。

 

 石器時代古代ローマ・1920年代の「恋愛模様」を

 ユーモラスに描いた本作は

 時代のイメージを巧みに生かした作品であります。

 3つの時代について人々が抱く「イメージ」と

 B・キートン主演作ならではの「喜劇的アクション」が

 一体となって「壮大にしてコミカルな恋愛論」を展開していく姿は

 私に「変わりゆく歴史風俗」と「変わる事なき人間の思い」を

 示してくれました。

 (後年の映画に影響を与えたシーンが複数存在することも

 見逃せません。)

 まさに、サイレント喜劇流「世界史入門」と呼ぶにふさわしい

 作品であると言えるでしょう。

 SF的小道具・理論を一切使うことなく

 時間旅行を満喫させてくれた本作と

 生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。