映画に感謝を捧ぐ! 「エピデミック 伝染病」

 映画感謝人GHMです。

 今回はラース・フォン・トリアー監督・主演の「エピデミック 伝染病」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 伝染病の映画を作ろうとする監督と脚本家の運命を描いた本作と

 「クリエーターの心中」に迫る実験作であります。

 現実世界と脚本内の世界を同時進行させることによって

 「物語を作る人間に潜む残酷さ」を

 表現しようという試みは

 私に「人間精神」の壮大さと危うさに触れる機会を与えてくれました。

 まさに「R・V・トリアー監督の映画論」と呼ぶべき作品であると

 

 言えるでしょう。

 「物語を作ること=一つの世界の神となる」という公式を

 世に示すことに挑戦した本作と

 生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。