映画に感謝を捧ぐ! 「フロム・ダスク・ティル・ドーン」

 映画感謝人GHMです。

 今回はロバート・ロドリゲス監督の「フロム・ダスク・ティル・ドーン」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 R・ロドリゲス&Q・タランティーノが生み出した

 人気シリーズの1作目となる本作は

 「欲望」の放つエネルギーに圧倒される作品であります。

 男性的欲求をかき立てる4代要素

 「アクション・ホラー・お色気・珍道中」を

 論理性など気にすることなく詰め込んだストーリー

 作り手の「趣味」を前面に押し出した映像・音楽

 主役コンビの脇を固めるH・カイテル&S・ハエック&D・トレホの

 友情あふれる怪演ぶりが一体となることによって生まれる

 「馬鹿馬鹿しくも痛快な闇鍋風味」は

 私に「自らの流儀を貫く人間」の強さと

 娯楽本能に忠実である事の素晴らしさを

 示してくれました。

 まさに「趣味人映画の究極形態」であると

 言えるでしょう。

 不条理芸術の域にまで達した「趣味人ぶり」が

 心地良い本作と

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。