映画に感謝を捧ぐ! 「ラン・ローラ・ラン」

 映画感謝人GHMです。

 今回はトム・ティグバ監督の「ラン・ローラ・ラン」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 恋人を救うため走り続ける少女「ローラ」の

 運命を描いた本作は

 激しさと優しさを兼ね備えた作品であります。

 愛の力を信じ、不幸な運命に抗い続けるヒロインと

 彼女との「遭遇の形」によって運命を変えられていく人々の姿を

 「映画的手法」の限りを尽くして描こうという試みは

 私に「人生の持つ可能性」の多彩さと

 「意志の力で運命に挑む人間」が持つ輝きを

 

 示してくれました。

 (微笑ましさと皮肉を兼ね備えた「ハッピー・エンド」を

 作り出すことに成功した点も見逃せません。)

 

 まさに「疾走する人生訓」と呼ぶにふさわしい

 作品であると言えるでしょう。

 映像技・音楽・演技・アクション・ストーリーが

 最高の結婚を果たした本作と

 生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。