映画に感謝を捧ぐ! 「インビジブル」

 映画感謝人GHMです。

 今回はポール・バーホーベン監督の「インビジブル」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 透明化実験がもたらした惨劇を描いた本作は

 テクノロジーと負の人間味が一体となった過激作であります。

 アメリカ映画界における映像技術の限りを尽くして

 「科学と野性の暴走」を描こうという

 大胆不敵な実験は

 私に人間精神のもろさと背徳の快感を

 再認識する機会を与えてくれました。

 まさに「悪趣味映画の雄」P・バーホーベン監督ならではの

 「サイエンス・ホラー」であると言えるでしょう。

 本能の赴くままに暴れ回る透明人間の猛威が

 時間と共に快感へとつながっていくさまが

 恐ろしくも痛快な本作と

 生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。