映画に感謝を捧ぐ! 「グース」

 映画感謝人GHMです。

 今回はキャロル・バラード監督の「グース」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 彫刻家ビル・リッシュマンの実話を

 もとにして作られた本作は

 様々な映画技術を堪能させてくれる作品であります。

 「グースの群れ」にアクション・喜劇演技を行わせた調教力。

 「空中撮影」の妙技が冴え渡る撮影力

 様々なジャンルの「王道」を闇鍋的に融合させた脚本力。

 絶妙のタイミングと曲調で物語を引き立てる音楽力

 「そこにある風景」の魅力を生かした演出力が一体となる姿は

 私に「映画的チームプレイ」の醍醐味を満喫する機会を与えてくれました。

 まさに「技巧派映画界」の静かなる強豪であると

 言えるでしょう。

 単純素朴な物語を様々なテクノロジー・職人技によって

 磨き上げていく姿が心地良い本作と

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。