映画に感謝を捧ぐ! 「アタック・オブ・ザ・キラートマト」

 映画感謝人GHMです。

 今回はジョン・デ・ベロ監督の「アタック・オブ・ザ・キラートマト」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 米国を襲う殺人トマトの脅威を描いた

 人気シリーズの1作目となる本作は

 

 アイデア勝負の究極形態を示した異色作であります。

 「トマトが人間を襲う」という奇想天外なアイデア

 珍妙なるミュージカル・シーン

 予算節減・省力化を極めた舞台&特殊効果。

 撮影中のトラブルも有効活用する精神力

 被害者を演じる人々の熱演

 論理性・リアリズム・謎解きなど気にすることなく進行する

 ストーリーを融合させることによって

 一本の映画に仕立て上げようという

 豪快極まる挑戦は

 私に「信念を貫くこと」がもたらす感動と

 理不尽なまでの情熱が生み出すユーモアの醍醐味を

 示してくれました。

 (奇襲的に繰り出される「CM&社会派メッセージ」が

 作品の味を高めている点も見逃せません。)

 まさに「映画界の珍作王」の称号にふさわしい

 作品であると言えるでしょう。

 

 悪ノリ全開の内容であるにもかかわらず

 映画史に多大な影響を与えた本作と

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。

 追伸 本日「映画感謝人の部屋」は

 1000項に達することが出来ました。

 支えてくださった皆さんに改めて深い感謝を!!!。