映画に感謝を捧ぐ! 「ウディ・アレンの重罪と軽罪」

 映画感謝人GHMです。

 今回はウディ・アレン監督・主演の「ウディ・アレンの重罪と軽罪」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 NYに生きる男二人の「罪」を描いた本作は

 悲しみと皮肉に彩られた人生訓であります。

 サスペンスとコメディを融合させたかのようなスタイルで

 都会人の人間関係・心理から生まれた「罪」を描くという試みは

 私に「人生に潜む罪人への扉」の恐ろしさと

 「心中に宿る罪人と裁判官の存在」に思いをはせる機会を

 与えてくれました。

 まさに人間社会に生きる「見えざる神と悪魔」をえぐり出す

 作品であると言えるでしょう。

 都会的ムードと宗教的ムードを兼ね備えた本作と

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。