映画に感謝を捧ぐ! 「K-9 友情に輝く星」
映画感謝人GHMです。
今回はロッド・ダニエル監督の「K-9 友情に輝く星」に
感謝を捧げようと思います。
麻薬組織に立ち向かう
刑事と麻薬犬の姿を描いた本作は
加工芸の妙技が冴え渡る作品であります。
刑事映画の定番要素「刑事コンビの対立と融和」に
動物映画&コメディ映画の持ち味を加えることによって
喜劇的化学反応を発生させ、作品の味わいを高めるという試みは
私に「王道に手を加えることによって、王道以上の魅力を生み出す」
醍醐味を満喫する機会を与えてくれました。
(ドタバタ・コメディ風に加工されたアクション・シーンや
感動場面からお笑い場面へと移行する呼吸の素晴らしさも
見逃せません。)
まさに「勧善懲悪型喜劇」の雄であると言えるでしょう。
人間よりもタフでユーモラスな麻薬犬「ジェリー・リー」が
善悪かまわず人間たちを引き回す姿が心地良い本作と
生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。