映画に感謝を捧ぐ! 「ビッグ」
映画感謝人GHMです。
今回はペニー・マーシャル監督の「ビッグ」に
感謝を捧げようと思います。
予期せぬ形で大人の体を手に入れた
少年の運命を描いた本作は
「異世界交流」をユーモラスに描いた作品であります。
「子供の目線」と「大人の世界」が混ざり合うことによって
生じる化学反応を
軽妙かつ上品に描くという試みは
私に「冒険の種子は人生の中にあること」と
「大人の心にも子供が宿っていること」を
示してくれました。
(少年とT・ハンクスとの間に違和感を感じさせないキャスティング・センスと
絶妙の動作芸が作品の味わいを高めている点も見逃せません。)
まさに「喜劇系冒険映画」の雄と呼ぶにふさわしい
作品であると言えるでしょう。
程よいスリルと優しさに満ちあふれた本作と
生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。