映画に感謝を捧ぐ! 「アマゾン」
映画感謝人GHMです。
今回はルイス・ロッサ監督の「アマゾン」に
感謝を捧げようと思います。
アマゾンの奥地で発生した
環境保護活動家殺人事件を追う男女の運命を
描いた本作は
凄まじいほどの意外性に富んだ作品であります。
「社会派映画」と見せかけて娯楽サスペンスへと向かう
奇襲的ストーリー
エロティックなシーンをさらりと流す
肩すかし的映像表現
土壇場で「娯楽的爽快感」に背を向ける勇気が
一体となる姿は
私を「予測困難」な世界へと誘ってくれました。
(ロケーションの効果を生かして「効率化」を図っている点や
「社会派作品」風味の終幕を用意している点も見逃せません。)
まさに「90年代を彩る珍作王」の称号にふさわしい
作品であると言えるでしょう。
「観光旅行気分」と「想定外の状況」がもたらす驚きを
同時体験させてくれた本作と
生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。