映画に感謝を捧ぐ! 「素晴らしき戦争」

 映画感謝人GHMです。

 

 今回はリチャード・アッテンボロー監督の「素晴らしき戦争」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 J・リトルウッドの同名舞台劇をもとにして作られた本作は

 残酷極まるユーモアに彩られたミュージカル映画であります。

 「第1次世界大戦」にかかわる人々の姿を

 ブラック・ユーモア満載のミュージカルに仕立て上げようという

 大胆不敵な発想と

 ヨーロッパ風味あふれる俳優・女優陣の熱演が一体となる姿は

 私に「戦争」の愚かしさと

 ミュージカル映画の持つ可能性の大きさを

 再認識する機会を与えてくれました。

 まさに「戦争」が悲劇であると同時に

 不条理喜劇でもあることを

 世に示した作品であると言えるでしょう。

 「歴史の語り部」R・アッテンボロー監督の

 出発点となった本作と

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。