映画に感謝を捧ぐ! 「イントゥ・ザ・サン」

映画感謝人GHMです。

 今回はミンク監督の「イントゥ・ザ・サン」に感謝を捧げようと思います。

 

 東京の裏社会で展開される「多国籍戦争」を描いた本作は

 奇妙な感覚に襲われるアクション映画であります。

 世界各国の文化とスタッフ陣の遊び心が

 バランス感覚や整合性などお構いなしに

 壮絶なる自己アピールを展開していく姿は

 私に微笑ましさと奇妙なスリルに満ちた時間を

 与えてくれました。

 (主演男優S・セガールが放つ「東洋的ムード」と不器用さが

 作品世界の軽量感と融合することによって

 発生する「娯楽的化学反応」も見逃せません。

 まさに「非沈黙系セガール主演作」の歴史において

 異色の輝きを放つ作品であると言えるでしょう。

   

 東西の文化が珍妙なる形で共存する姿は

 ある種の感動と笑いを呼び起こす本作と

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。