映画に感謝を捧ぐ! 「パニック・フライト」

 映画感謝人GHMです。

 今回はウェス・クレイブン監督の「パニック・フライト」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 暗殺計画に巻き込まれた女性の

 孤独な闘いを描いた本作は

 挑戦精神あふれるサスペンス映画であります。

 最小限の暴力と言葉責めでヒロインを脅迫する悪役

 悪役以上の暴力性を発揮するヒロイン

 細部へのこだわりよりも迅速な進行を重視したストーリー

 (最大の要所を謎のままにする潔さも印象的です。)

 最終決戦において「超人的なタフネス」を発揮する登場人物が

 一堂に会する姿は

 私に「王道の仮面をまといながら型破りな展開を見せる」ことの

 面白さを示してくれました。

 ある意味本作は「男性的な女性と女性的な男性の対決」を

 描いた作品なのかも知れません。

 ホラー映画の名匠W・クレイブン監督が

 「巻き込まれサスペンス」に挑む姿が印象深い本作と

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。