映画に感謝を捧ぐ! 「フラットライナーズ」
映画感謝人GHMです。
今回はジョエル・シューマッカー監督の「フラットライナーズ」に
感謝を捧げようと思います。
臨死体験に挑んだ男女4人の運命を描いた本作は
「罪悪感」を映像化することに挑んだ
挑戦的な作品であります。
死者の世界に立つことによって甦った「過去の罪」を
サスペンス・アクション・ホラーのエッセンスを総動員した表現法によって
映像化するという大胆不敵な挑戦は
私に「走馬燈に対する一考察」に触れる機会と
「真の敵は己の中にある」事を再認識する時間を
与えてくれました。
まさに「精神的ホラー」の一形態を世に示した
作品であると言えるでしょう。
主演男優K・サザーランドの狂演と
軽快にして絵画的な映像表現が冴え渡る本作と
生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。