映画に感謝を捧ぐ! 「風と共に去りぬ」

 映画感謝人GHMです。

 2012年最後となる今回は

 ビクター・フレミング監督の「風と共に去りぬ」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 マーガレット・ミッチェルの同名小説をもとにして作られた本作は

 「アメリカ精神」を象徴する歴史大作であります。

 約4時間の作品世界に「物量・人海戦術によるスケール感の形成」

 「ヨーロッパの伝統に対する憧れ」・「恋愛劇の王道」・

 「スターの輝き・自然美を最大限に生かした表現法」が集結する姿は

 私に「アメリカの歴史と個性」を目の当たりにする機会を与えてくれました。

 (常に「南部目線」を保つ潔さも見逃せません。)

 まさに「娯楽要素を失うことなくアメリカ合衆国の力と個性を示した」

 作品であると言えるでしょう。

 アメリカ史における「大いなる転換期」を

 「歴史大作風味の恋愛劇」へと加工する作劇力と

 SFX・CGに頼ることなく「南北戦争時代のアメリカ南部」を

 再生する物理力に驚きと感動を禁じ得ない本作と

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。

 追伸 皆さんのおかげで

 当ブログ「映画感謝人の部屋」は無事に2012年を乗り切ることが出来ました。

 来年もどうかよろしくお願いします。

                                                    GHMこと西村より