映画に感謝を捧ぐ! 「不機嫌な赤いバラ」

 映画感謝人GHMです。

 今回はヒュー・ウィルソン監督の「不機嫌な赤いバラ」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 元大統領夫人と警護役の日常を描いた本作は

 「喜劇的化学反応」の醍醐味に満ちた作品であります。

 主演女優S・マクレーンが繰り出す「絶妙のトラブルメーカー演技」によって

 高まる「共演者たちの喜劇力」と

 的確なタイミングとセンスに彩られた音楽が一体となる光景は

 私に恋愛以上の純度で結ばれた男女の魅力と

 品格ある喜劇の心地よさを示してくれました。

 まさに「日常系喜劇」の雄と呼ぶにふさわしい

 作品であると言えるでしょう。

 権力者を題材にしながら風刺・メッセージに走らず

 人間同士のつながりに重きを置いたストーリーに

 心癒される本作と

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。