映画に感謝を捧ぐ! 「復讐は我が胸に」

 映画感謝人GHMです。

 今回はジョン・アービン監督の「復讐は我が胸に」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 弟の敵を討つためシカゴを訪れた

 兄弟の闘いを描いた本作は

 異文化の交流と対立に重きを置いた

 異色の復讐映画であります。

 王道系復讐劇の衣をまといながら

 都会的正義と山岳地帯流正義のせめぎ合いを描こうという

 大胆不敵な挑戦は

 私に「アメリカ社会の広大さと複雑さ」を体感する機会を

 与えてくれました。

 まさに「西部劇と犯罪捜査映画がぶつかり合うことによって生まれた」

 作品であると言えるでしょう。

 アメリカ社会の伝統と近代社会のルールが一堂に会した本作と

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。