映画に感謝を捧ぐ! 「レッド・プラネット」

 映画感謝人GHMです。

 今回はアントニー・ホフマン監督の「レッド・プラネット」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 火星開発計画に参加するために旅立った

 技術者チームの冒険を描いた本作は

 奇襲的な発想で勝負するSF映画であります。

 SF映画の定番「エイリアンとの闘い」に向かうかのように見せかけて

 「小さなトラブルと探求」の連打によって物語を進行させるという試みは

 私に冒険活劇ならではの楽しみと

 物事を観察し、考えることの重要性に触れる機会を与えてくれました。

 (漫画的なデザインと動作を兼ね備えたメカの数々が

 素朴な楽しみを与えてくれる点も見逃せません。)

 まさに2000年代の幕開けを彩る

 「冒険型SF映画」であると言えるでしょう。

 ピンチをチャンスに変えるしたたかさと

 映像テクノロジーを駆使して「子供心あふれる機械」を生み出す感覚が

 心地良い本作と

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。