映画に感謝を捧ぐ! 「アニー・ホール」
映画感謝人GHMです。
感謝を捧げようと思います。
NY在住のコメディアンと女性歌手が織りなす
愛と苦悩の日々を描いた本作は
心技体そろった恋愛喜劇であります。
監督の人生・心中を喜劇風にアレンジしてさらけ出す精神力
映画・舞台・アニメの表現法を最大限に駆使する技術力
話術・身振りの限りを尽くして物語を進行させていく身体力が
一体となる姿は
私に「人情・説得力・笑い」に満ちた時間を与えてくれました。
(各所に仕掛けられた小ネタの数々に
知性と教養が感じられる点も見逃せません。)
まさに「身を挺して生み出された傑作喜劇」であると
言えるでしょう。
鑑賞者への問いかけと巧妙なる会話のアクションが
他の恋愛映画とは異なる親近感と臨場感をもたらす本作と
生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。