映画に感謝を捧ぐ! 「カンガルー・ジャック」

 映画感謝人GHMです。

 今回はデイビッド・マクナリー監督の「カンガルー・ジャック」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 5万ドル入りの上着を着たカンガルーに翻弄される

 2人組の姿を描いた本作は

 冒険活劇の定番を笑い飛ばす珍作であります。

 巻き込まれサスペンス・冒険活劇・アクション映画の定番要素を駆使して

 ドタバタ喜劇を生み出そうという大胆な発想と

 「ギャグアニメ風味のカンガルー」を実写映画の世界に

 持ち込むことを可能にした技術力が一体となる姿は

 私に「アクションとコメディが紙一重の位置にいること」を

 再認識する機会を与えてくれました。

 (「死」による感動誘発・スリル高揚に背を向けて

 「脳天気さ」の維持に重きを置いている点も見逃せません。)

 まさに「喜劇系冒険映画」と呼ぶにふさわしい

 作品であると言えるでしょう。

 ジェリー・ブラッカイマー・フィルムズ流のアクション描写とキャラクター配置を

 笑いに転化する姿が心地良い本作と

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。