映画に感謝を捧ぐ! 「ナッティ・プロフェッサー/クランプ教授の場合」

 映画感謝人GHMです。

 今回はトム・シャトヤック監督の「ナッティ・プロフェッサー/クランプ教授の場合」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 1963年の映画「底抜け大学教授」の再映画化作品となる本作は

 映画全体を覆うエネルギーに驚かされる作品であります。

 主演男優E・マーフィーの壮絶なる七変化ぶり

 (多重人格の領域に達するほどの熱演ぶりであります。)

 悪ノリとテクノロジーの粋を尽くしたアクション&特殊効果の数々

 「感動的なメロディーによって笑いを誘う」という

 ハイレベルな試みに挑んだ音楽

 本筋を吹き飛ばすほどの勢いで繰り出されるダンス&トーク

 総動員させながら「感動的な終幕」へと向かうという荒技は

 私に「教訓劇と喜劇が紙一重の位置にあること」と

 「映画における勢いの重要性」を再認識する機会を与えてくれました。

 (主演男優&特殊効果の放つエネルギーが

 共演者たちの「勢い」を高めている点も見逃せません。)

 まさに「人間力と技術力が結集したドタバタ喜劇」であると言えるでしょう。

 王道的なストーリーを引っかき回す出演者・スタッフの遊び心が

 心地良い本作と

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。