映画に感謝を捧ぐ! 「素晴らしき日」
映画感謝人GHMです。
感謝を捧げようと思います。
運命のいたずらによって知り合った親子二組の
にぎやかな1日を描いた本作は
優しいユーモアと教訓に満ちた王道系恋愛喜劇であります。
劇的な展開よりも心の交流に重きを置いたストーリーと
ドタバタ喜劇調でありながら品格のある演出が一体となって
「にぎやかにして微笑ましい1日」を進行させていく姿は
私に「心静かに王道的展開の良さを味わう時間」を
与えてくれました。
(母子家庭・父子家庭の厳しさに触れているにもかかわらず
メッセージの押しつけを感じさせない作りとなっている点や
米ドラマ「24」を思わせるような表現法が
穏やかな形で使われている点も見逃せません。)
まさに「都会派恋愛映画」の静かなる強豪と呼ぶにふさわしい
作品であると言えるでしょう。
恋愛映画の王道と90年代のNYを包む空気が
程よく解け合った本作と
生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。