映画に感謝を捧ぐ! 「エンティティー/霊体」
映画感謝人GHMです。
今回はシドニー・J・フューリー監督の「エンティティー/霊体」に
感謝を捧げようと思います。
フランク・デフェリッタの実話系小説をもとにして作られた本作は
ホラー映画史上空前の「穏やかさ」を誇る作品であります。
強大な力と人間的な弱さを兼ね備えた霊体と
専門知識の限りを尽くして真実にたどり着こうとする人々との対決を
残酷描写を多用することなく描こうという試みは
私に「説得力と怪しさが共存する時間」をもたらしました。
(ホラー映画であるにもかかわらず
超常現象よりも性描写に重きを置くという
大胆不敵さも見逃せません。)
まさに「初心者向けホラー映画」の雄であると言えるでしょう。
霊的ホラーでありながら宗教要素皆無という
意外性に驚かされる本作と
生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。