映画に感謝を捧ぐ! 「アルマゲドン」

 映画感謝人GHMです。

 

 今回はマイケル・ベイ監督の「アルマゲドン」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 M・ベイ監督&制作者J・ブラッカイマーの名コンビによる

 3作目となる本作は

 後年の大作映画に影響を与えた作品であります。

 テクノロジー・物量・人員の限りを尽くして生み出された

 破壊力あふれる映像

 (「科学的リアリズムよりも映像的インパクトに重きを置く」

 ことを貫く潔さが素晴らしい!)

 様々な要素を混ぜ合わせているにもかかわらず

 物語の一貫性・男気・ユーモアを失わなかったストーリー

 (賞や評論家の目を気にすることなく

 単純明快を貫く精神力と信念を感じました。)

 細部に宿る小ネタと要所での感動誘発描写

 (スタッフ陣の意図が透けて見えていても

 楽しみ方を見いだせるように配慮されているように感じました。)

 絶妙のタイミングで流れる音楽が一堂に会する姿は

 私に「SF大作とは理屈に囚われることなく楽しめる人の

 ためにある」のだということを

 再認識する機会を与えてくれると同時に

 2000年代の大作映画に通じる道しるべに触れる機会を

 与えてくれました。

 まさに「映画史に残る道しるべ大作」であると言えるでしょう。

 感動狙いに走りつつ、物語を停滞させないバランス感覚と

 荒唐無稽と脳天気を貫き通すエネルギーによって

 「心地良い馬鹿馬鹿しさ」に満ちたSF大作となった本作と

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。